■みんなちがってみんないい
自分と誰かを比べて落ち込んだりしたことはないだろうか。
自分の人生と他人の人生を比べて嫉んだことはないだろうか。
「格差」という言葉がクローズアップされてきた昨今は余計に、他人との差が気になる
かもしれないし、実際「差」は現実としてあるかもしれない。
その差をどう受止め、どう対処していくか、それがうまくいかないと人は人生に希望をもて
なくなる。人生を諦めてしまう。
「差」と似た言葉に「違い」がある。
でも、似ているが差と違いは違う。その違いを知れば、多少は生き方、考えが楽になるか
もしれない。差とは、対象との差。当たり前?
でも、その対象が違えばその差はまちまちだから、上を見れば上が、下を見れば下が
ある。差とは、ある意味不確かな、はっきりしないものとも言える。成績や所得とかが
そうだ。沖縄では一番だけど、日本では?世界では?
違いは対象が何であれ、その違いが変わる事はなく、またもともと「違う」のだから比べ
ようがない。違うとは=オリジナルという事であり、似たようなものがあったとしても100
%同じではない。差を求める生き方がナンバーワン思考であり、違いを求める生き方
がオンリーワン思考だと思う。
「差がある」と嘆くより、人と違う自分の良さをみつけたい。
「差がある」と他人を嫉むより、自分で自分の人生を切り拓く気概を持ちたい。
ナンバーワンは無理でも、自分の中のオンリーワンを探す。
何でもいいから、見つける。
差という他人を対象にした終わりなき戦いで心身消耗するよりも、他人との違い、自分だ
けにある存在価値を追求しながら成長していくほうがずっといい。
「みんなちがって、みんないい」
なんとなく、金子みすずの詩を思い浮かべた。
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「私と小鳥と鈴と」
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私
みんなちがってみんないい。
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