■心の風邪「うつ病」について
人権擁護委員の研修で、精神科のお医者様の講話がありました。
うつ病患者が必ずしも自殺するとは限らないが、自殺する人はほとんどうつ病である。
自分がうつ状態だと言うことを自覚し、治療をすれば大丈夫なのに、ほとんどの人は
自覚なし、自覚があっても隠すなどして、治療を積極的に受けない人が圧倒的。
日本人は「心の病」をマイナスイメージで捉え過ぎるので、誰でもかかる「風邪」くらい
に受止め、おかしいと感じたらすぐに受診、治療すれば手遅れになる事はない。との話。
最近、また気になる記事をみつけたので、シェアします。
大人社会の歪みが子ども達にも悪影響を与えている、、そんな気がします。
中学生の4人に1人が「うつ状態」を示す調査結果を厚生労働省の研究班(主任研究者、
保坂隆・東海大医学部教授)がまとめた。調査対象者が約600人と少なく、治療が必要
な患者がどの程度いるかは不明だが、子どもの自殺防止策の参考データになりそうだ。
調査は06年8月、静岡県内の公立中学校1校の1〜3年生計566人を対象に、国際的
に使われている手法で実施。「生きていても仕方ないと思う」「独りぼっちの気がする」な
ど18項目を質問し、「いつもそうだ」「ときどきそうだ」「そんなことはない」の三択から選ば
せた。結果は、うつ状態、うつ状態でないのどちらかに分類される。
すべての項目に回答した557人(男子285人、女子272人)について分析した結果、男子
が20.7%の59人、女子が28.7%の78人、全体では、24.6%の137人がうつ状態を
示した。自殺者の多くがうつ病など精神疾患にかかっており、うつ対策は自殺予防の柱。
保坂教授は「いじめだけでなくさまざまな理由から子どもがうつ状態になっている可能性が
ある。子どもの自殺を減らすためには、担任教諭が1対1で子どもと話をするなどしてうつ
状態に早く気づき、適切な対応をすることが重要だ」と話す。
政府は自殺総合対策大綱案(素案)の中で、人材養成を重点施策の一つとしており、学校
現場の担任や養護教諭らの役割も期待されている。
国内の自殺者は警察庁の調べで、98年以降8年連続で3万人を超えている。小、中、高校
でみると、05年は小学生7人、中学生66人、高校生215人に上っている。【玉木達也】
2007年5月10日3時4分配信 毎日新聞より
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